北九州ICTインテリジェントエリア実験の一環として,無線ネットワーク環境を利用した,商店街の活性化を実現するアプリケーションの開発とその検証を行ないました.
この実験は,北九州市街地をICT実証実験のフィールドとして幅広く開放することで,ICT分野の産学官連携機能の
さらなる向上を図り,新たな情報サービス産業創出を目指すことを目的としています.
また,プロジェクト実施に関しては,大学教育におけるPBLと連携し,地域における幅広いICT人材育成も目的とされています.
このPBLには修士1年9名,学士4年1名が参加しており,このうち2名が本研究室から参加しています.
本実験では,当日早朝から小倉商店街にシステムを構築し,一般の参加者を募りICTスタンプラリーを実施しました.
このラリーは,スタンプを集める代わりに携帯電話を商店街アーケード内の電柱30ヶ所に設置されたチェックポイントにかざしていくというものです.参加者が携帯電話をチェックポイントにかざすと,ポイントが貯まると同時にに付近のお店の情報が画面に表示されます.10ヶ所以上チェックポイントを回ると,景品として商店街で利用できる「UOCA」のポイント最大500円分が貰えます.
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